ジェイ・アール北海道バス 小樽営業所
所在地 | 小樽市稲穂2丁目22番1号 |
開設年月日 | 1959年6月1日(国鉄自動車札幌自動車営業所小樽派出所として) |
所管系統 (2025年4月1日改正)
番号 | 区間 | 本数(平日) | 本数(休日) |
手稲線(手稲営業所と共管) | |||
55 | 札幌駅前 – 宮の沢駅前 – 手稲駅南口 – 手稲営業所前 | →33本 ←31本 |
→24本 ←21本 |
55-1 | 札幌駅前 – (宮の沢駅前通過) – 手稲駅南口 – 手稲営業所前 | ←2本 | – |
快速64 | 札幌駅前 – 手稲駅南口 – 手稲営業所前 – 手稲鉱山通・手稲稲穂1条7丁目東 – 手稲鉱山通 | →3本 ←2本 |
– |
西町線(手稲営業所と共管) | |||
61 | 札幌駅前 – 宮の沢駅前 | →14本 ←19本 |
→11本 ←17本 |
小樽線(手稲営業所と共管) | |||
宮65 | 宮の沢駅前 – 手稲駅南口 – 手稲営業所前 – 手稲鉱山通 – 星置橋 – 星野 – 銭函 – 桂岡 – 張碓 – 朝里町 – 小樽築港駅 – 住吉神社前 – 小樽駅 | →1本 ←1本 |
– |
手65 | 手稲駅南口 – 手稲営業所前 – 手稲鉱山通 – 星置橋 – 星野 – 銭函 – 桂岡 – 張碓 – 朝里町 – 小樽築港駅 – 住吉神社前 – 小樽駅 | →9本 ←9本 |
→7本 ←7本 |
※本数列の矢印は区間列に対応する進行方向です。
※共管路線は双方の営業所の本数を合算した数値を掲載しています。
都市間高速バス
・高速おたる号(琴似営業所と共管、北海道中央バスと共同運行)
円山経由:札幌→小樽15便、小樽→札幌18便を担当
北大経由:札幌→小樽1便を担当
所属車両
歴史・概要
小樽営業所は札幌~小樽間の高速バス「おたる号」、並びに国道5号線を走行する札樽線の運行を担う営業所である。
札樽線の運行開始は1934年6月10日にまでさかのぼり、苗穂~手宮間4往復、札幌~軽川(現在の手稲本町)間2往復であった。
戦時中の運行休止(1944年4月20日~1947年4月30日)を経て、1947年5月1日より札幌~小樽間のバス運行が再開された。
他方で、小樽に本社を構える北海道中央バスとしては札幌と小樽の間の路線網が分断された状態が続いており、1948年と翌年に路線免許の申請を行った。しかし、ガソリンやタイヤなどの配給制が解除されていなかったこともあり、この時は却下されている。
中央バスが参入意欲を見せたことで、国鉄バスもサービスの改善に取り組んだ。運行再開時は木炭バスで列車よりも割高な運賃であったところ、大型の新車を投入し、所要時間の短縮(2時間半→1時間半)、運行本数を増加したことで利用客数は増加した。中央バスも陸運局や国鉄と交渉し、協議の結果1951年4月より急行バス6往復の運行を開始した。
国鉄バスも札樽線には常に最新のバスを投入・増発し、1954年にはディーゼルバス、1959年にはエアサス車の採用、1967年にはワンマン化が実施された。
1960年には国鉄バスも特急便の運行を開始、2年後には銀色車体に赤帯の新塗装が採用された。
このようにして、1960年代には札樽線は鉄道線の補完としての使命を担うようになっていった。
1971年には札樽バイパスが開通し、その二年後に高速自動車道へ格上げされた。
国鉄・中央両社の特急バスもこの札樽自動車道を走行するようになった。
しかし、中央バスは既存の後志方面の路線ネットワークを生かす形で岩内など小樽以遠の街と札幌を結ぶ高速バス路線を開設するようになり、さらには小樽~札幌~千歳空港(高速かもめ号)の運行も1978年に開始した。国鉄バスの特急便の利用客数は低迷し、1978年には運行休止に追い込まれた。
国鉄分割民営化を控えた1986年11月に再度札樽道を走行する特急便の運行に参入した。翌年2月には運行本数が6往復から9往復に増便されている。新型車両も投入され、当時最新鋭だった特急列車キハ183系500番台と同じデザインの塗装が施された。北海道中央バスは国鉄バスの再参入に難色を示したものの、10往復分の増発が認められた。
1992年10月からは開通した札幌北インターチェンジ経由便も設定され、「高速つばめ号」の名称で運行された。既存の円山経由便は「うしおライナー」の名称が与えられた。
ここまで述べてきたように、戦後の札樽間におけるバス運行は国鉄(JR)バス・中央バスとの競争の歴史であった。
しかしながら、バス業界の規制緩和を控えた2001年に両社は札樽道高速バスの共同運行を開始し、現在に至る。
札幌~小樽間の高速バスの名称は「高速おたる号」に統一され、JHB所属車にも中央バスの無線が搭載されるようになった。一時は当路線で使用可能な共通バスカードも発行されていた。
札樽道を走行する高速バスは円山経由・北大経由を合わせて一日約120往復にまで成長し、国内有数の都市間バス路線となっている。
国道5号線を走行する一般バス路線の一部も小樽営業所が担当しており、手稲線・西町線・小樽線が手稲営業所との共管となっている。一般路線車も5台が配置されている。