【旭川電気軌道】旭川230あ128

北海道内のバス旭川ナンバー

旭川230あ128(旭川電気軌道共栄営業所 1963年式 三菱ふそうMR430)

2022年11月 旭川市 撮影:kido82009

2022年11月 旭川市 撮影:kido82009

1963年に旭川バス(1968年、旭川電気軌道に吸収合併)が新製導入した車両で、登録番号は「旭2い128」であった。

本型式(三菱ふそうMR430)は、1960年代に製造された前輪2軸・後輪1軸の3軸車である。
旭川バスでは、通学ラッシュ時間帯の多客に対応するため、1963年に3台が導入された。
春光営業所に配属され、主に14番線(末広線)で使用された。

1978年まで国内最後のMR430として活躍していた。
引退後は売却され、個人所有として所有者が変わりながら転々とした。

2021年6月、旭川電気軌道創立100周年記念事業の一環として、旭川電気軌道が引取ってレストアが始まった。
2022年9月、約44年振りに公道復帰し、車検を取得した。当時と同じ番号である「旭川230あ128」で再登録された。

旭川電気軌道が企画するイベントや撮影会などで稼働・乗車する機会はあるが、普段は旭川電気軌道共栄営業所内に保管されており、窓越しからその姿を見ることができる。

旭川電気軌道の顔として、末永い活躍を願ってやまない。

イベント時の様子

・2022年9月 復元記念特別ツアー
復活を記念したツアーが開催された。これが初のお披露目で、共栄営業所内で式典も行われた。
旭川バス復刻塗装車が先導し、44年ぶりに旭川市中心部まで乗り入れた。

2022年9月 旭川市 撮影:OTB

2022年9月 旭川市 撮影:OTB

2022年9月 旭川駅 撮影:OTB

・2023年5月 2023バステクフォーラム
大阪市舞洲スポーツアイランドにて開催された「バステクフォーラム」の目玉車両として展示され、記念セレモニーも開催された。
旭川から大阪まで自走(小樽~舞鶴間はフェリー移動)し、本州を走行する貴重な機会であった。

2023年5月12日 撮影:MAPBUS

2023年5月12日 撮影:MAPBUS

2023年5月 撮影:MAPBUS

・2025年9月 バステクスペシャルin旭川
旭川市大雪クリスタルホールにて旭川電気軌道創立100周年を記念イベントが開催された。
NPOバス保存会が所有するレトロバスとともに旭川市中心部にてパレード走行も実施された。

2025年9月 撮影:OTB

2025年9月 撮影:OTB

車内の様子など

車内はロングシートが並んでおり、三方車仕様である。
現在は着席のみで定員45名となっている。

車内(前から) 撮影:OTB

車内(後から) 撮影:OTB

運転席 撮影:OTB

後部にはもともと充当されていた路線のサボを再現したものが取り付けられている。

サボ 撮影:OTB

<参考資料>
旭川電気軌道ホームページ(MR430特設ページ)