和泉200か2038←札幌200か4413(フラワー観光バス 2016年式 日野セレガ/QTG-RU1ASCA)
2021年7~9月は東京オリンピック・パラリンピックが開催され、選手や報道関係者の会場間の移動のために多数のバスが用いられた。
関係者輸送は開催地である東京都のバス事業者だけでは到底対応できるものではなく、全国の事業者に要請がかけられた。
結果、北は秋田県、南は鹿児島県から両大会合わせて延べ数千台に及ぶバスが東京都中央区をはじめとする開催地に集結した。
世界的な感染症の流行により大会の開催が一年延期され、無観客での実施となったTOKYO2020だが、筆者のようなバスファンにとっては生涯にまたとない全国各地のバスを見られる機会でもあり、感染症の罹患に細心の注意を払いつつも時間の許す限り毎日のように会場周辺での撮影に赴いた。
筆者が撮影できた車両は両大会合わせて延べ約1650台に上る。その中に一台だけ、北海道ナンバーで登録されていたことのある車両がいた。
それが今回紹介するフラワー観光バスの和泉200か2038号車だ。
関係者輸送のために集められた車両としては、その最北端は能代観光の1台(パラリンピック期間で運行)であった。
しかし事業者ベースで集計すると、大会輸送に参加した最北端の事業者は美唄市に本社を構えるフラワー観光バスとなる。
同社からは成田営業所と大阪営業所から合計7台のバスがオリンピック・パラリンピックの報道関係者の輸送に活躍した。
和泉200か2038号車は2016年に札幌200か4413として導入された。
その後、本州の拠点の一つである大阪営業所に転属した。
転属後も車体に描かれた北海道や熊のイラストは残されており、実際に大会会場周辺では北海道からも直接バスがやってきていると思っている声も聞こえてきた。
以下、フラワー観光バスから大会輸送に参加したその他6台を紹介する。
何れも本州側の拠点が新製配置であると考えられ、車体の表記やイラストが異なっている。
成田200か1239
成田200か1603
和泉201き・888
和泉202け8888
和泉230い1688
和泉237う・168