札幌200か4010(夕張鉄道野幌営業所所属 1997年式 日野ブルーリボン/KC-HU2MLCA)
1997年に千葉県我孫子市の阪東自動車が導入したブルーリボン。中扉4折のワンステップ車である。阪東自動車時代の車番は239(習志野22を3175)で我孫子営業所にて活躍していた。2010年に阪東自動車を除籍となった。
同年に栃木県日光市の日光交通に移籍を果たした。日光交通時代の車番は7525(宇都宮200か1138)でダイヤル営業所(東武ダイヤルバスを引き継いだ営業所で、温泉地として有名な鬼怒川温泉周辺を運行している)にて活躍していた。阪東自動車の1997年式ブルーリボンは239~241の3台が導入されたが、3台揃って日光交通に移籍しそれぞれ7525,7528,7529となった。ちなみに日光交通には1998年式のブルーリボンもの1台が2011年に移籍をしている(242→7526)。
7525は2014年7月に日光交通を僚車よりも一足早く除籍となった(7528と7529は2015年夏現在も現役)。翌年に夕張鉄道(夕鉄バス)に移籍し、5月中旬ごろより野幌営業所にて活躍を開始した。移籍に際し内外装ともに大きな手は加えられていない。
野幌営業所に所属し、管内の各路線にて活躍中である。これにより札幌市内で活躍する阪東自動車のブルーリボンは中央バス札幌東営業所の札幌200か3401,3410に続き3台目となった。
参考までに日光交通除籍後の姿。2014年に7月に除籍となった同車、このように10月時点ではまだダイヤル営業所に留置されていた、その後翌年1月ごろには道内の中古車販売業者にて姿が確認されている。