元札幌22か2243or2244 現YGN8H-5145 ふそう・エアロバス/U-MS826P

ヤンゴンから都市間バスや鉄道を乗り継いで、約一週間の旅をした。
最終目的地はザガイン管区北西部のカレーミョ、山岳地帯のチン州やインド国境方面への交通の要所となっている町だ。
この町のバスターミナルで、道産子を見つけた。それが今回紹介する元イナホ観光バスのエアロバスだ。


当車は、イナホ観光バスが1994年に2台導入したMS8エアロバスの内の一台。
道産子の証である北海道バス協会のマークが、しっかりと側窓に残っている。
窓の表記を見る限り、カレーミョとマンダレーを結ぶ路線にて運行されている模様。両都市の走破には途中休憩も含め、15~6時間を要する。また、途中には峠越えの区間があり、深夜であっても未舗装の急カーブを慎重に進まなければならない。
北海道とは異なる環境を走る、当車の末永い活躍を願ってやまない。