千葉北エンタープライズ 成田200か・691 1991年式 三菱ふそう・エアロクィーンMV\U-MS729S
←函館200か・650 (千葉北エンタープライズ)
毎年のように、北海道には他都府県から数多くのバスが移籍しています。
一方で、その反対、つまり北海道から他地域に旅立った車も、わずかながら存在します。
この特集では、本州在住の筆者MAPBUSがこうした車両を取り上げていきます。
さて第一回は千葉北エンタープライズの車両を取り上げましょう。
このエアロクィーンMVは、やはり改造で取り付けられた二代目エアロバスシリーズのヘッドライトが個性的な一台。リアスポイラーは現行セレガ・ガーラのものを装備し、灯具は丸形のものに交換されています。
この車両、2013年に同社が北海道に進出した際に来道し、函館200か・650のナンバーで運行されてきました。
しかし早くも2014年前半には本社に戻り、成田200か・691というナンバーで引き続き活躍しております。
同車は千葉北エンタープライズに導入されるまでにも、複数の事業者を渡り歩いてきました。
そもそもはしずてつジャストラインに貸切車として導入され、2008年にプリンセス観光に移籍した際に現在の姿に改造されました。
プリンセス観光では、「エボリューションMSX」とのニックネームで活躍しました。その後、現在の千葉北エンタープライズに移籍しています。
本州→北海道→本州と、Uターンを経験する車生には興味深いものがありますが、実は他にも似た様な経歴を持つ車両が他にも何台か存在しています。 それらについては、次回以降紹介して参りましょう・・・